嘔吐下痢症の症状が重くなったとき
嘔吐下痢症を患った際に、それほど症状が重くなるかについては各人で大きく異なります。
中には急激に体調が崩れて大変な脱水症状になり、命の危険な状態になることもありますので、注意深くなくてはなりません。
例えば、顔色が異様に悪いとか、話し方や行動がおかしい、減量したというときには、急いで病院に連れて行きましょう。
嘔吐下痢症はそれほど怖い病気ではないと思っている人も多いようですが、症状が進行してから病院に行くと、すぐさま入院しなければならないこともあるのです。
乳幼児だとすろと、嘔吐下痢症に感染していても、苦しさを表現できません。
脱水状態にならないように頻繁に水分を与えることが肝心ですが、水分が足りないはずなのに少量の水も飲まなくなった場合は、脱水症状が進行してしまう恐れがあります。
酷い症状になっていなければ、適切に対応すれば家にいながらでも治療のできる病気です。
とはいえ、幼い子供など体力が少ないので、いつの間にか症状が酷くなっていたという例も珍しくありません。
ミルクを飲ませてもすぐさま吐き出してしまうときなどは、口から栄養を摂ることが不可能なので、病院で点滴をしてもらわなくてはならないでしょう。
わずか1日の遅れで嘔吐下痢症が酷くなり、入院を求められる場合もありますから、早めに病院を受診することが大切です。