嘔吐下痢症の症状
嘔吐下痢症になれば様々な症状が現れますが、多くは風邪によく似た症状が出てきます。
でも、発熱は短期間で、咳が出る場合も軽く済むようです。
嘔吐ですが、ものをあまり食べていなかったとしても症状を感じてしまい、発症して数日間はひどい症状のことが多くあります。
発症後、最初のうちは嘔吐が強いのですが、後半は下痢の強い症状が現れ、薄い黄色の便や緑色の便といった独特な便ですが、少しずつ水っぽい便が出るようになります。
嘔吐下痢症の特徴としては、下痢の症状が3日から7日ぐらい継続し、症状が良くなってくるとしっかりとした形のある便が出るようになります。
発症してすぐの頃は数分、または数十分おきに吐き気があり非常につらいのですが、これは症状の緩和によって間隔も伸びてきます。
さらには、嘔吐下痢症はというと小さな子供の発症率が高いとされていますが、看護する側にとっても非常に厳しい期間となります。
ほんの2〜3日で体調が良くなる風邪とは違い、回復に向かうまでに7日前後かかるので、このことを認識した上で世話するように注意しましょう。
嘔吐下痢症についてよく理解しないままに看護をしてしまうと、2次感染を招いたり、患者の症状も悪化させてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
家庭では治せないと感じるのであれば、早期に専門の医師に相談することが大事になります。